株式会社レベルファイブが手掛ける妖怪ウォッチに続くクロスメディアプロジェクトの第4弾としてSNACKWORLD(スナックワールド)が注目されています。
妖怪ウォッチは、ゲーム、アニメ、グッズなど一大ブームを引き起こし、一つの大きなブランドと確固たる地位を築きました。スナックワールドはこの妖怪ウォッチに続く新たな試みですが、そもそもどのようなものなのか確認したいと思います。
クロスメディアとは、
1つのコンテンツ・データを用通して複数メディアへ出力する方法です。
妖怪ウォッチをイメージするとわかりやすいですが、アニメ、漫画、ゲーム、グッズと多角的に複数のメディアを利用しています。
子供向けのアニメでは昔から漫画+アニメ+グッズでした。自分のころはミニ四駆とか凄いはまってました。コロコロの発売日がとても楽しみで友達とよく買いにいったのを覚えています。
妖怪ウォッチはメディアを使ってブームを生むのがとても上手だったのだと思います。妖怪ウォッチ関係のグッズは10倍、20倍とプレミアがついていました。小さな子供がいる友人は妖怪ウォッチグッズを購入するのに何時間も並んでやっと買えたといっていました。妖怪ウォッチがメディアを通して与えた影響はかなり大きかったのではないでしょうか。また、自分が子供の時は、ミニ四駆、ポケモン、遊戯王などが流行りました。どれも誰かと遊ぶ玩具なのですが、子供のときは周りがもっているとほしくなりました。持っていないと遊べないですからね。だから親もできるだけ買い与えようと考えるのだと思います。自分も親だったら協力してあげたいと考えます。また、妖怪ウォッチは子供だけでなく、親にも人気があるといいます。僕自身はゲーム等、やったことはありませんが、子供を持つ友人は子供の影響からゲームなどをやっていました。親が楽しさを理解すると子供を否定するわけにもいかないですし、妖怪ウォッチのブームの成功要因は親たちまでを巻き込んだことにあると思っています。
スナックワールドとは、
「ハイパーカジュアルファンタジー」をコンセプトしてファンタジーな世界観にカジュアルを加えているようです。RPGのゲームでニンテンドー3DS、Android、IOSに対応したゲームを展開予定。公式サイトでのイラストではコンビニが描かれていますのでコンビニと提携して新たなサービスが展開されるのではないでしょうか。また、ジャラと呼ばれる武器などの装飾品(多分キーホルダーのようなもの?)にNFCチップを搭載しており、これをゲーム機にかざすことで特別なクエストなどが追加されるようです。つまりゲームとグッズを連動させてグッズの販売促進を狙っているようです。
公式サイトによると、2016年12月より「月刊コロコロコミック」にて連載開始。2017年4月よりテレビ東京系のゴールデンタイムにてアニメの放送が決定。また、時期は未定ですが映画公開までがすでに決まっています。これは妖怪ウォッチのように一気にブームがくると睨んでいます。
www.snack-world.jp
スナックワールドの関連銘柄は以下が上げられます。
「タカラトミー」
ジャラを販売するのはどうやらタカラトミーのようです。
「任天堂」
3DSでゲーム展開をするためですね。
「村田製作所」
ジャラで利用するNFCは村田製作所が手掛けているそうです。
「ハピネット」
妖怪ウォッチのときはこの株がすごいあがりました。
数々のキャラクターグッズを取り扱っているのでスナックワールドも関係してきそうです。
そのほか、テレビ東京や東宝などメディア関係になります。
私はかなり情報収集が遅かったので1月末頃にタカラトミー株を購入しました。現在は決算で上方修正もあったことから短期間で10%程度含み益がある状態です。子供がいないため、なかなか子供向けの情報が得られないのですが、スナックワールドの動向については注力していこうと思います。いろいろなことを調べているうちに少し自分もやりたくなってきました。IOS版が出たら試しにやってみようと思います。
スナックワールドについてはすでに株価に折込み済みだと考えていますが、個人的にはそこそこブームになりそうな予感がしていますので、関連銘柄を監視して安くなれば購入しようと思います。