現在、以下の著書「貧乏人のデイトレ金持ちのインベストメント」を読み自身のポートフォリオについて再検討中です。
これまでは、もっと理論的にバランスのとれた資産配分を行う必要があると考えながらも、好きな銘柄や暴落した割安な銘柄、株主優待が魅力な銘柄などの個人的な"感覚"で購入していました。
しかし、今後中長期的に可能な限り安定して運用ができるよう、国内株式の資産額も増えてきたので客観的に裏打ちされた理論を取り入れ、ポートフォリオの見直しを行おうと思います。
●アセットアロケーション
これは「ウォール街のランダム・ウォーカー」を引用し、以下が一般的だと述べています。
不動産 現金 債権 株式
20代 10% 5% 20% 65%
30代 10% 5% 30% 55%
40代 12.5% 5% 37.5% 45%
50代 15% 10% 50% 25%
これを見て、「えっ、こんなに株式の保有比率を上げてもいいのか」と思いました。複利の説明が直前にあったので、若いうちはできるだけ複利によって得られる利益を享受するべきとのことだと思います。
9月末時点では以下のように現金の配分を上げるべきだと考えていましたが、当面は積極的にリスクをとるべきだと思いました。
money-tktktk.hatenablog.com
なお、現在の全資産に対する国内株式の割合は69%です。平均よりも少しリスクを取りたいと思っているので70%ぐらいは許容範囲かと思ってます。
ただ、401k分(投資信託分)および外国株式分を考慮していないので、実質、10%程度は増加すると考えています。しかし、不動産資産がないためこれを株式分に組み入れると70%程度に落ち着くので当面は妥当な数値かなと思います。
●国内株式ポートフォリオ
そして、この株式資産のうち、国内株式のポートフォリオについては可能な限り関連のない10業種程度に合計10種程度の銘柄をそれぞれ同額程度持つべきと述べています。(単純計算で株式資産のうち、1銘柄10%程度を10銘柄)これについは、自身のポートフォリオを分析してみると著者の考えと乖離していることに気づきました。
現在7業種への分散で、一部の業種に偏っていることがわかります。
著者の考えを参考にしつつも、商社株を中心とした高配当銘柄を基盤として、安定的な配当収入を目指していきたいと考えているので、商社の業種である、「卸売業」については25%程度はあってもいいかと考えています。
また、小売業などの外食産業や食料品系はあまり知識や興味がなく、食中毒やはごろもフーズなどのように衛生的な問題で株価が大きく下がる印象があるため、ポートフォリオには組み入れるものの配分は抑えようと考えています。
これらの考えから当面は国内株式のポートフォリオを理想に近づけるために以下の方針で株式売買を行うと考えました。
・新たに3業種を追加する。
⇒現在検討している業種は「陸運業(鉄道)」、「情報通信業」、「食料品」です。
・商社株の購入は控える
⇒卸売業の割合が大きく、また現在大きく含み益を抱えているので一部売却も検討
ということで、今後も先に行動してその結果得られた知識や、後で吸収した理論などを組み入れ、行き当たりばったりの資産運用を行います。
今回は国内株式のみですが、外国株式も同様に検討しなければいけません。ただ、現在1業種、1銘柄のみの保有なので今後銘柄を増やすときに考慮していこうと思います。