億り人への道

Epsode1 ~目標!不労所得で年間20万円&総資産1000万円(志し低く)~

「私の財産告白」本多静六 を読んだ

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今年の目標として、月に最低2冊、年間で24冊は本を読もうと思っています。 読んだ本は書評タグをつけブログにアップするので年末には24件以上になっているはずです。(最低目標)

今回は前々から読みたかった本、本多静六先生の「私の財産告白」を読みました。 本多先生は現東大農学部の教授であった人物で、私生活では貯蓄や投資の重要性を考え、大きな財を築いた人物です。給与の4分の1を貯蓄に回し、それを株や森林の取得費用に回して財を築きました。また、その使い道も私利私欲に消費するのではなく、寄付などを通じて有意義な使い方をされています。また、子孫に大金を残すことは為にならないこととし、老後は自分の必要な生活資金のみを残して必要な消費だけを行うというスタンスでした。

この本のキーワードは、「勤倹貯蓄」だと思います。貧乏であっても、むしろ貧乏こそ、月々の資金から4分の1は貯蓄にまわすべきであってそうでなければその生活を変えられないと説いています。また、一つの財を築くことでお金によってもたらされる悩みを抱えることがなくなるので、自分の好きなこと(仕事)により一層打ち込むことができるとしています。この部分はとても共感し、例えば今すぐ大学院に行って研究に没頭したい!と考えたとしても、現実的に仕事を辞め、学費を支払いながら生活費なども賄うといったお金の不安が付きまといます。このような「お金」によって選択肢を潰されることが無いよう、将来の自分に対して無駄な消費は抑え必要なものを選択し貯蓄に回すことが大切であり、それを投資によって効率よく増やしていきたいと思います。

以下、印象に残った点。

「好景気時代には勤倹貯蓄を、不景気時代には思い切った投資を、時機を逸せず巧みに繰り返す」

「贅沢生活の欲望や財産蓄積の希望についてもそうであって、月一万円の生活をする人が二万円の生活にこぎつけても幸福は二倍にならぬし、十万円の財産に達しても、ただそれだけではなんらの幸福倍化にはならない。いったい、人生の幸福というものは、現在の生活自体より、むしろ、その生活の動きの方向が、上り坂か、下り坂か、上向きつつあるか、下向きつつあるかによって決定せられるのである。つまりは、現在ある地位の高下によるのではなく、動きつつある方向の如何にあるのである。したがって、大金持ちに生まれた人や、すでに大金持ちになった人はすでに坂の頂上にいるので、それより上に向かうのは容易でなく、ともすれば転げ落ちそうになり、そこにいつも心配が絶えぬが、坂の下や中途にあるものは、それ以下に落ちることもなく、また少しの努力で上へ登る一方なのだから、かえって幸福に感ずる機会が多いということになる。」

「「使うには使われろ」という言葉が昔からある。これは、人を上手に使うには、自分自身まず使われる体験をもたねばならぬという意味と、また使うものは使われるものの身になってすべてを考えよという意味の二つが含まれているようである。したがって、人に使われること最もよろしきを得たものが、また人を使うにもっともよろしきを得るわけになろうか。」

本多静六先生の別の著書も読みたいと思います。