2021年の投資結果、および投資方針について振り返ってみたいと思います。
2020年12月末時点の総資産は約1,200万円であり、2021年12月末に集計した際には約1,700万円になっておりました。入金を頑張っているところもありますが、入金力だけではこれだけ増えることはなかったと思います。1,000万円を超えてから複利が効いてきた証拠だと考えています。
2021年度の資産を真面目に集計し直してみました。
— tktktk💹VYM@344株VTI@120株 (@thcom_tw) 2022年1月1日
結果、不動産を除くと、14,202,479円となりました。
含み益は2,556,196円の21.9%です。2022年は2021年よりも前向きに投資に取り組みます。
主に、米国株資産が大きく増えています。一方で日本株の成績は基本的に悪かったです。特に401kで保有していたニッセイ外国株式インデックスや積立で始めたSP500の投信、およびVTIやVYMといった米国株ETF等の寄与率が高かったです。2021年は米国株ETF等のIndex投資を行っていた方々は、みなそこそこの高成績を得ることができたのではないでしょうか。
2021年はレバナスやQYLDといった、レバレッジ商品、および高配当商品が流行っていましたが基本的にSP500もしくはVTIを中心に淡々と積み立てることに注力しました。短期的にはレバナス等のパフォーマンスはよかったかと思いますが、今後長期的に保有することを考えると少し不安であったため、今のところ購入には至っていません。またQYLDも3,000万円程度まで資産を拡大してから仕込もうと思っています。今の自分の資産規模ですと時期尚早だと感じており、資産をできるだけ効率的に増やすことに徹するべきだと考えています。
一方でいくつか失敗した取引もありますした。米国株ですとC3AIです。AI事業という点と、創業者の魅力から投資していました。一時は含み益を増やすことはできたのですが、その後はズルズルと株価が下落し、約マイナス50%程度を被弾し損切りしました。その後もズルズルと株価は下落し続けているため、損切りしておいてよかったと感じています。今同様に懸念しているのはLUCIDなんですよね。こちらについても米国EVメーカーですが、最初はパフォーマンスはよかったものの、最近はズルズルと株価が下がりつつあります。ナンピンは控えもうしばらく様子を見ようと思います。
また、2021年は高配当投資から資産額をできるだけ安定的に増やすことを目標に、VTIを中心とした米国Index投資に少しずつシフトしていきました。きっかけはAT&TのスピンオフとARCCの楽天証券での買付停止によるものです。その際にこれらを利確し、安定してパフォーマンスのよかったVYMとVTIの買い増しを行いました。派手さはないですが、今の自分にとってはベストな選択だと考えています。配当利回りとしては当面税引き前は3%程度あれば十分と判断します。
過去、いろんな書籍やブログ等を拝見し、頭ではわかっているもののIndex投資に重きをおくことができず、ダブルバガー等を夢見て、個別銘柄の一点集中や高配当株の再投資手法といったかなり非効率なことをやってきた気がします。過去の自分の成績から見ても個別銘柄よりもIndexへの投資パフォーマンスの方が明らかに高いので、ひたすら入金力をあげ、85%以上はIndex銘柄となるように構成したいと思います。株主優待目的や持株会等で購入している個別銘柄の保有率は2022年は15%以下まで減らします。2023年以降も個別株の比率を徐々に減らしていこうと考えています。
そろそろ来年の投資計画と皮算用をまとめる。基本的にはVTIとVYMをコアにして個別株を15%以下にする。他はsp500とナスダックの投信。色々やってきたけど基本的にはINDEX。米国市場平均に追随することをメインに入金力を上げる努力をする方が性格的にあっているとようやく理解できてきた。
— tktktk💹VYM@344株VTI@120株 (@thcom_tw) 2021年12月27日
■まとめ
・2021年は複利の力を実感することができた。
・成績が良かったのは米国Indexであり、個別銘柄はパフォーマンスが悪かった。
・2022年はIndex銘柄資産の比率を85%まで高め、個別銘柄資産は15%以下にし、これを維持する。
・配当利回りは税引き前3%程度あれば十分と考え、高配当銘柄に誘惑されない。今は資産を増やすことを考える。
・投資は米国Indexに任せ、入金力をあげることに注力する。