億り人への道

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「日本創成戦略」を読んで考えたこと

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ブロードバンドタワーへの投資を考えており、IRなどを調べていたところ社長の藤原洋さんが業界ではとても有名な人であることに今更ながら気づきました。ブロードバンドタワーを知る上でまずは経営者である藤原さんの考えやビジョンを知りたいと思い、著書である「日本創成戦略」を読んでみました。

 

この本は日本社会が欧米や中国と比較して経済的にも技術的にも差がつけられてしまっていることを問題としていますが、第4次産業革命=デジタルトランスフォーメーション(DX)時代の取り組みによっては近い将来日本が新たに活躍できるのではと考え、DX時代の未来を描いた内容になっています。 主に、IoT、AI、フィンテック等を取り上げて日本がどのような行動をとって行けばよいのか検討されておられます。

 

そもそもインターネット時代においては、生産者と消費者が直結できるはずなのに、多くの産業分野において、旧態依然としたピラミッド型多重下請構造をさまざまな規制よって保護してきたことが、日本が他国に比べて遅れてしまった原因。

インターネットは、自律、分散、協調という理念のものですが、上記の用に日本ではどこかが中心となる産業構造が多いです。例えばシステム開発現場では、ユーザ企業を頂点として多重下請が行われています。また、いわゆるガラパゴス化といわれるように独自の技術を秘匿することで囲い込みを行おうとする傾向にあると思います。このような日本の独自文化が成長を遅らせ、世界のシェアを取れなくなった原因だと考えます。

 

IoTでは、モノがインターネットに繋がるので言語ではなく数値をやりとりすることになる。

製造業は製品を作って売るだけというビジネスモデルから顧客サービスを提供し続けるというビジネスモデルへ。

欧米では英語を利用するので英語圏が基本的な商圏となります。実際は英語は世界中で使われている言語なので、欧米だけでなく、アジアや、アフリカ、オセアニア等世界中が自然と商圏となります。中国では中国語を商圏としても人口が13億人もいるので自国向けにフォーカスしてもかなり大きな市場となります。一方、日本は日本語を商圏と考えると1億人程度であり、英語圏、中国語圏と比べてどうしても市場規模が小さくなり、これが競争力に直結してきます。また、高齢化社会でもあるので益々、市場規模は縮小していく傾向にあります。更に、日本人は外国語が苦手な傾向があるのでどうしても世界に向けたグローバルなサービスというよりは自国向けのサービスが得意な気がします。

しかし、IoTを上手く活用できれば、例えば家電にセンサーをつけて情報収集を行い、メンテナンスサービスなどを行うことができます。IoTで収集されるのはその部品部分の数値データなのでこれを解析することができます。そしてこれを活用するようなサービスを行うことで製造業も物を売って終わりではなく、サービスで稼ぐことができるようになります。アメリカのGEは販売後のサービスで稼ぐ売り上げの方が大半を占めているようになっています。

実際にこのようなサービスは少しずつ始まっており、重機のコマツなどはIoTで重機の状態を収集し、メンテナンスを効率化するようなサービスを行っています。サブスクリプション方式で安定的に収益を確保し、日本企業が得意な製造業の分野と、緻密なデータ分析技術を上手く活かすことができれば新たな付加価値を持ったサービスを展開できる可能性は確かにあると思いました。

 

自動運転技術では、AIよりもV2Xのような計測技術の方が重要になってきている。

自動運転は一般的にAIが道路状況などを判断して、人間の操作を介さずに自動で運転される技術をなんとなくイメージしています。しかし、AIはイレギュラーな対応に弱いのですが、道路はイレギュラーなことばかりなので、AIによる自動運転は難しいという議論もあります。そこで車同士や道路、壁や標識などあらゆるところにセンサーを張り巡らせ、センサー同士の距離や状況から自動運転を実現し、衝突を回避するといった方法が重要になってきているようです。この場合、多数のセンサーが必要なので、正にIoTと低遅延、同時多接続可能な5Gによるインフラが必要になってきます。

ここで今更ながら気づいたことですが、基本的には装置間の低遅延さを求める場合は、MECと言う装置に近いところに制御サーバなどを配置する、エッジコンピュータが必要になってきます。しかし、常時情報を収集したり、収集したデータを定期的にバックアップする場合はまずはクラウドへあげることが考えられます。ここでBBTのようなデータセンター事業者が必要になってきます。5G化が進みIoTによるセンサーが増えるとそれを最終的に収集するストレージサーバが必要になってくるので、これらのインフラやノウハウを持ったデータセンター事業者が重宝されるということになるのだと思います。正直、データセンター事業者は乱立しているので5G化によりどれほど効果があるのかいまいちイメージがついていなかったのですが、点と点が繋がったような気がします。

(自分の妄想なので的外れなことかもしれません。。)

 

他にもスマートメーターフィンテック市場などについて言及されており、参考になりました。スマートメーターについては一番実現性があるような気がします。

 

また、技術の話とは直接関係ないのですが、以下の文が印象に残っています。

ユダヤ人は企業に永住しようとは全く考えておらず組織というのは自分のためにあるものであって自分のためにならない組織なら変わればよいと考えている。会社を作って売ることはポジティブなことであり、日本では履歴書に傷がつくと考えられている。

確かにその通りですが、これは正確にはユダヤ人ではなくて、日本人以外だと感じています。韓国の方と仕事をする機会があったのですが、プライベートな場では転職を考えていると相談されました。今の会社は2年程度ですが、その前の会社も2〜3年程度であり、日本や韓国だけでなく世界中の企業で仕事をされている方でした。エンジニアなので技術力があればどこでも仕事ができますし、色々な企業で挑戦していきたいというマインドでした。

私の勤務している会社の同僚はおそらく転職はあまり考えておらず、かといって会社の将来のこともあまり真面目に考えていない人が多いと感じています。意識が高い人に対しては日本ではなぜか嘲笑う傾向にありますし、会社のためといいながら実は残業などといった努力している過程が美徳とされ結果に反映されておらず、無駄なことをやっているのがほとんどです。自分も今の会社には恩がありますし、好き勝手やらせてもらっているのですが、一生残り続けたいとは思っていません。やはり究極的には自分の能力が活かせ、自己実現ができる場所で活躍できることがベストだと考えています。それが転職なのか起業なのかはわかりませんが、今の会社にしがみつくのではなくいつ辞めてもいいような姿勢で自己研磨と問題意識をもって過ごして行きたいです。

 

話が脱線しましたが、素人ながら藤原さんがなぜBBTの事業をやっているのか、本書を見て実現したい将来が朧げながら見えてきました。投資という視点でみればBBTの時価総額はまだまだ低いですし、投資する価値は十分にあると考えています。今はデータセンターの開設などで設備投資を積極的に行っているようなので、利益がほとんどありませんが、顧客も増えてきているようなので次期からは少しずつ利益として結果が見えてくるのではと考えています。 

 

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