30代技師の億り人への道

Episode3 ~目標!不労所得で年間120万円&総資産4000万円~ 「2028年12月には1億」

<1951>協和エクシオの購入を検討

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協和エクシオは日本コムシスやミライトHDと並ぶ、光ファイバの敷設やモバイル基地局の建設工事などを行う通信インフラ設備の工事会社です。他にもNIやSI等を行なっているようですが、業種ごとのセグメント売上を見つけることができず、比率ははっきり わかりませんでしたが、通信インフラ設備工事が主業務と考えてよいと思います。

2019年3月決算期の各社の営業利益率は以下の通りでした。

(単位は百万円)

◾️コムシス 売上高:481,783 営業利益:35,267 営業利益率:7.3%

◾️ミライト 売上高:375,911 営業利益:20,699 営業利益率:5.5%

◾️エクシオ 売上高:423,727 営業利益:31,716 営業利益率:7.4%

 

また、2018年度までの完成工事高や営業利益など右肩上がりであることがわかります。

2018年にシーキューブ株式会社、西武電気工業株式会社、日本電通株式会社と経営統合しているため、2018年度の利益が大きく増えているように見えているのだと思います。

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2019年度2月期(2020年2月分)の工事受注数を見ると前年比127%であり、他の期間も前年比増となっており、堅調に推移しています。

 

株価は2020年3月13日現在では、2023円となっています。記録的な大暴落相場なのでかなり安くなってきましたが、今後まだまだ株価がどのように推移していくのかはわかりませんので注意が必要です。

 

協和エクシオを選定した基準

・営業利益率が高かったこと。

本当は10%を超える利益率がほしいところですが、他の会社と比較してもおそらく業種的に難しいことがわかったので、最も利益率の高い協和エクシオ社を選定。

・本業に近い業種であること。

本業はICT関係の会社ですので、ICT分野の大きな波は常に理解しているつもりですし、情報としても一般の方よりはアンテナを張っており早く入手することができます。

・国策銘柄であること。

電柱の地中化銘柄として過去にミライトHDを保有しておりましたが、同様の理由として協和エクシオを選定。

・トレンド銘柄であること。

5G、テレワークなどICT分野の市場成長はまだ残されていますが、全てに共通するのは結局インフラが必要だということです。トレンドの恩恵を100%受けることはできないかもしれませんが、少なからずこれらの市場成長に合わせて受注数が増えるのは間違いないです。

・事業内容が理解できること。

通信インフラ設備工事会社なので、ケーブル敷設や基地局の建設など事業内容はわかり易いです。これは現在読んでいるピーター・リンチの株で勝つという本の内容を参考にしました。これまで商社や半導体関連等の少し難しく事業内容をはっきりと理解していない業種に手をつけていました。結果的に勉強にはなったのですが、石油価格の変動を主に受ける会社や中国向けの売上が高い会社など、株価に影響があって初めて理解できました。協和エクシオは国内向けの工事やNI、SI等の事業になるので事業案内を読んでいても理解し易いです。また、退屈な会社というと失礼ですが、単純に工事受注数が伸びれば売上高となるかと思うので業績が読みやすいのもいいところです。

 ・デメリット

よいところばかりではなくデメリットにも言及すると、大きな成長性は期待できないということです。5Gなどで一定の基地局建設の需要あるものの市場は日本国内なのでどうしても頭打ちになります。光ファイバーや5Gに次ぐ新たな仕組みが導入されれば別ですが。ただしトラフィックは年々増加傾向にあり、NTTが次世代NWとして構想をすすめているオールフォトニックNWが進めば基幹部分は既存の光ファイバーでなく、マルチコアの光ファイバーが必要になってきますし、既存のインフラの老朽化にともなって次世代インフラへの更改もあるかもしれません。

 

今の相場で購入するのはなかなか怖いですが、3月決算ですし、おそらく売上高も前年比増が予想できるので購入したいところです。ミライトHDと悩んでいましたが、ミライトHDの方は単純に昔保有していたからという思い入れが強いだけなのでは、と思い代表の3社を比較して再検討を行いました。株価的にはミライトHDの方が手頃なので長期投資時の買い増しはし易いのはメリットかと思います。ただ、今回は営業利益率で判断しました。売上高も日本コムシスを抜いて業界1位になってもおかしく無いと思います。

 

 

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