iDeCo口座は運用額は確認していましたが、投資商品については当初からあまり変更することなく、DCニッセイ外国株式インデックスで運用したままの状態にしていました。。
オリジナルプランとセレクトプランの存在を知る
本当に今更ですが、SBI証券のiDeCoにはオリジナルプランとセレクトプランがあることに気づきました。iDeCoは口座開設後、運用商品の入れ替え等をほとんど行っていなかったため、特に気にしてはいませんでした。
私は2016年にSBI証券にて今の個人型のiDeCoに申し込み運用を始めていたため、当初は現在でいうオリジナルプランしか存在していませんでした。確定拠出年金法の法改正により、2018年からセレクトプランが新規導入され、2021年1月以降からはオリジナルプランの新規受付が停止されセレクトプランの受付のみに一本化されました。つまり初期のころに口座を作った人は自動的にオリジナルプランで開設されていました。
SBI証券のiDeCo「オリジナルプラン」はおすすめか?「セレクトプラン」に変更すべきかについても解説|資産形成ゴールドオンライン
これまでiDeCoでもeMAXIS Slimシリーズを購入したかったのですが、SBI証券のiDeCo口座のラインナップになく、他の人は買っているような発信を見ていたのでなんとなく気にはなっていたものの、企業型と何か違うのかなという程度で深く気にしていませんでした。
また、初期からDCニッセイ外国株式インデックスで運用しており、ベンチマークはMSCIコクサイとなりますが、これでも十分に高い運用パフォーマンスを発揮してきました。また0.1023%という低コストな信託報酬であったのも運用を継続してきた理由となります。(eMAXIS Slim S&P500は0.09372%)
ただ、このタイミングでなんとなく知らぬ間に他に良い商品が導入されていないか確認しておこうと思いたち、いろいろ調べていたところ、セレクトプランの存在に行きついたかたちとなります。。。セレクトプランにはeMAXIS Slimシリーズの取り扱いもありますが日本を含んだオルカンはなさそうでした。
セレクトプランへの移行方法
オリジナルプランからセレクトプランへは書類の手続きが必要となりますが、手数料なく実施ができるようです。ただし、一旦今の運用商品を利確して現金化され、セレクトプランで新たに運用商品を買いなおすことになるためタイミングによっては損をする可能性があります。また、デメリットとしては移行処理にかなり時間がかかるようで3~4ヵ月ほどは拠出が制限されるようです。節税目的の1つとしてiDeCoで運用しているのでちょっとこれは致命的ですね。。ただ今後も長期の運用を考えると手数料は出来るだけ安い方がメリットとなるので出来るだけ早いタイミングで移管手続きを進めようと思います。
オリジナルプランからセレクトプランへの変更は以下より資料請求を行い実施できるようです。早速資料請求を行いました。
SBI証券でオリジナルプランからセレクトプランへ変更したい方
加入者さま向け各種申請・変更手続等|SBI証券の個人型確定拠出年金:iDeCo(イデコ)|SBI証券
信託報酬による経費差について
現在DCニッセイ外国株式インデックスで運用していますが、セレクトプランへ移行後はeMAXIS Slim S&P500で運用をすることを検討しています。ただし、信託報酬の差だけで考えると以下の通りでした。
<仮に平均3,000万円を30年運用した場合>
eMAXIS Slim S&P500
3,000万円 × 0.09372% = 28,116円
DCニッセイ外国株式インデックス
3,000万円 × 0.1023% = 30,690円
つまり、仮に平均3,000万円の運用が30年続いたと仮定した場合、上記の差額の2,574円×30年となり、77,220円差となります。30年でこれなので手数料だけ考えると正直微妙ですが、S&P500もしくは将来的に他のeMAXIS Slimシリーズに投資したいと考えているので運用商品自体のパフォーマンスの差が生じてきたり、運用商品の将来的な選択肢で考えると私自身はやはりセレクトプランへ変更した方がよいかなと考えました。
いやー、普段からちゃんと確認しないとダメですね。変なところで適当な運用になっていました。
再見!