考えすぎかもしれませんがもし、今自分が亡くなったら自分の財産をどのように引き継ぐか事前に考えておきたいと思っています。
遺言書作成の経緯
FIREを目前にいろいろ検討を進めている中で、自分の計画通りに上手く資産運用を行うことができた場合は問題ないのですが、仮に自分が想定よりも早く死んでしまった場合、残された妻と息子に対してどうすればよいのかふと気になりました。
妻は金銭感覚としては私に近いところがあり大金を手にしても散財は行わないと考えますが、投資に関してはあまり興味を持っていないためその分知識もあまりありません。普段どこにどれぐらい投資しているか、という説明は行っているのですが実際運用しているのは私の「感覚」であり、よくも悪くもこの方法によってこれまで資産を増やしてくることができました。
今後、この資産を基にFIREを行ったあと、資産運用を行いながらも、資産を取り崩すといったフェーズに入ります。その際は何度も暴騰や暴落があるかと思いますが、今は自分の感覚と事前に決めたリバランス方針を基にすすめていく必要があります。ただ、私が想定よりも早く死んでしまった場合、家族が路頭に迷うリスクが少なからず発生してしまうかもと考えています。時期としては早いですし考えすぎなところもありますが、いつでも引き継げるように準備をしておくことは大切だと考えました。
遺言書の作成
遺言書自体はネットで調べるとサンプルが出てくるので、これをベースに1枚物の資料を作成しました。これをベースに清書する必要がありますが、内容自体は妻にすべての財産を渡すというものなのですぐに作成することができます。ちなみに遺言書の効力は有効期限が無いため、内容に変更があれば撤回を行い、新しい遺言書を作成しておけばよいことになります。
遺言書自体は妻に相続するという旨のみであるため個人的にはそこまで重要ではなく、実際には相続する資産をどのように今後運用するのか、というところを誰でも行えるようにルール化しておく必要があります。これは遺言書とは別に証券会社の口座情報や今保有している資産の運用方法を記録しておき、こちらを年に1回、もしくは都度必要性を感じたときに更新していこうと考えています。遺言書の付言事項にその旨を書いておき、残りの資産はちゃんと運用してねと伝えられればよいかなと考えます。
相続財産の運用ルール
運用ルールは遺言書とは別に明確に定めておく必要があり、こちらの方が重要だと考えています。何故、今自分がこれに投資しているのか、どうなったら何を売却して購入するべきか等を言語化していく必要があります。これは正直面倒なのですが、自分の投資行動を客観的に見れるよいきっかけになるので少しずつ準備を進めようと思います。
またこれを検討していくうえで、やはり資産運用は出来るだけシンプルな方がよいなと考えています。コア、サテライト投資の内、最終的にはコア資産をオルカンのみにして、これを定期的に定率売却で取り崩すような方針が引き継ぐものにとってはシンプルでわかりやすいとも考えます。サテライト分についてはその時点で一括売却してもよいですね。最終的にはこの形を目指しますがそれまでは優待株等を含めた投資を継続したいためこれらの株式等の運用方法について整理が必要だと考えています。
また証券口座も出来るだけまとめる方がよいと考えています。今実際に使っている口座は、SBI証券、楽天証券、Monex証券、野村證券となります。ただ楽天証券はほぼ使っておらず、今後もあまり利用予定が無いため残っている資金を引き出し、口座も解約しようと考えています。
結論、肝心部分の準備はこれからとなりますが、少しずつ整理を行っておこうと思います。
再見!