30代技師の億り人への道

Episode3 ~目標!不労所得で年間120万円&総資産4000万円~ 「2028年12月には1億」

勝手に家計診断:40歳一人暮らし貯金3500万円

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勝手に家計診断

私は普段から我が家の家系全体の管理を行い、一部妻に協力してもらいながら家計簿をつけ、支出の最適化を図っています。単に節約生活を行なっているのではなく、幸福度を最大化するために「最適化」を行なっています。

私はAll aboutのマネー記事を読むことが好きなので素人ながら自分だとどうするか、もしくは相談者に対してどのように思っているか整理してみようと思います。

40歳一人暮らし貯金3500万円

allabout.co.jp

・40歳、女性一人暮らし / 中部地方
・家や土地を相続予定
・週3、時給950円のアルバイト生活にシフトしたい
・支出:月間12万9961円
・貯蓄:1308万円
・投資:2205万円

※その他詳細情報は上記の記事を参考

まず、FPの人のコメントでなるほど、と思ったのが相続した住居に引っ越した場合でも家賃が0になるわけではなく、固定資産税と立地が不明であるため自動車が新たに必要と考えておられ、こちらの費用が新たにかかると想定し算出されていました。なるほど、参考になります。

個人的には、家賃に関しては今の71,000円 → 40,000円(自動車維持費、固定資産税)とし、少し多めに算出しました。その他の生活費は基本的に十分切り詰められていると考えていますのでこれ以上は無理だと判断します。むしろもう少し生活費に関しては追加しても良いぐらいではと考えています。

収入ですが、時給950円の6時間、週3勤務と仮定すると約7万円ほどとなります。所得税社会保険料がかからない額となりますが、ごめんなさい、他に何が引かれるのかわからないのでこの時点では手取り6万円と仮定します。

この時点で生活費をざっくり算出してみると以下のようになります。

少し生活レベルもあげて見ました。なので残り月5.5万円、年間66万円の副収入があればこの方は時給950円のアルバイト生活にシフトすることが可能です。これを配当金等で賄う場合は、約20%の税金を考慮し、年間配当金82.5万円が必要です。3%の利回りを期待すると2750万円必要ですね。現在貯蓄と投資で約3,500万円ありますが、引っ越しや自動車の購入で200万円使うとすると3,300万円はあるはずです。2750万円を投資に回すと総資産の83%となり、少しリスクを取りすぎなところもあるので60%まで抑えると、約2,000万円となりました。2,000万円の場合4.1%分の利回りがあれば82.5万円確保すればよいこということになります。

4.1%も安定的に利回りを出せるものはあるかというところですが、現在の金利を考慮すると米国債で十分可能だと考えています。全世界やSP500インデックス投資の期待リターンも4.1%を超えるのでこちらでもありですが、投信をとり崩すという行為や暴落等を考えるとほぼ確実にリターンが保証されている債権の方がよいと個人的には考えます。もちろんリスク許容度に応じてミックスでもよいと思います。

生活費も少しあげて算出していますし、期待リターンも少し低めに計算しているので十分現実的な皮算用だと思います。この方自身、3,500万円も貯められており、既に2,000万円も運用されているマネーリテラシーの高い方ですし、生活費もかなり抑えられているのでこの程度のシミュレーションはすでに実施済みかもしれません。投資自体も新NISAを5年で1,800万円埋めようと計画もされていますし投資に対してかなり前向きな方なのでかなり楽勝だと感じました。65歳までキープできれば今の年金制度が破綻していない限り年金受給開始後も不自由なく生活が可能だと考えます。

ただし、インフレ率や税制等いろいろ他にも変数があるので完全にこれでよいとは言い切れないですが、インフレ率等は株の保有で相殺することができると思いますし、時給950円のアルバイトの時給が高くなればなるほど余裕も生まれるので問題ないかと考えています。

FPの方のコメントと大きく違うのは2点。
①貯蓄と投信の比率が5:5であること
まだ働けるご年齢なので投資は60%ほどリスクをとってもよいのではと考えました。

②生活費の不足分の捻出を貯蓄を取り崩す、という考えであること。
FPの方の計算では月の不足額は3万円なので36万円分毎年取り崩すとのアドバイスですが、1,000万円を4%で運用すれば税引後で32万円です。これは決して難しくないのでこの程度のリスクであれば積極的に取る方がよいのではと考えています。FIREでもそうですが資産を取り崩していくというのは精神的にキツい気がするので上手く運用して配当金や利息を受け取りこれを使う方がよいと考えています。

以上、これ以上まだまだ検討しないといけないところは多いと思いますが、いろいろ考え方が違うなと思いました。個人的には生活を切り詰めすぎて日々過ごすというのは逆に疲れてしまわないか不安なので少し生活費をあげつつシミュレーションした方がよいと思いました。その結果、生活費が想定よりも低くなり資金があまれば再投資すればよいだけなのでその分精神的に楽になります。

再見!