本日100株だけですが、力の源HDを購入しました。
力の源HDは一風堂を展開している会社ですね。目的としては株価が安値圏にあり前からウォッチしていたこと、株主優待があること、海外に積極的に店舗展開を行っており成長の伸び代があることです。
時価総額は181億円であり、まだまだ成長余地があります。そのため優待はおまけ程度で考えていますが、配当はもともと期待しておらず、事業規模の拡大に伴う株価の値上がりに期待しています。最低目標でも倍以上、時価総額でいうと360億円以上を期待して購入しました。
コロナウイルスの影響で外食産業は直近では売上が下がることが予想されますが、連日の株安で織り込み済みではと考えております。一風堂は知名度はかなりありますが、店舗数は国内でもまだまだ少ないんですよね。私は大阪ですが大阪でも思ったより店舗数が無く、国内でも成長余地があります。現在は積極的に海外に店舗展開をおこなっておりますが、ライセンスの取得等でなかなか想定通りに行っておらず、2020年第3四半期決算では海外出店計画の2/3しか達成できておらず少し苦しい状況ですが、今後とも積極的に展開し、日本の食文化を積極的に発信していただければと思います。
以下は、第3四半期決算補足説明資料の要約になります。
国内店舗運営の売上高は前年比+107.7%と堅調。2020年3月期の3Q計画値とほぼ同額の売上高実績。
ただし、営業利益、および経常利益共に計画値よりもマイナスという実績。
→原因は人件費、物流費の上昇により利益にマイナスの影響。
→システムリニューアル(POS)にともなう一時的な二重コストが生じ利益の減少要因となるが、今期中には解消の見込み。海外店舗運営に関しては、オーストラリアの山火事や、香港・フランスのデモの影響を受け、売上高は計画値よりも低くなっているが前年比:117.4%と堅調。営業利益は計画比、前年比ともに上回る。
出店計画については国内は概ね計画通りであるが、海外出店は21/33と未達。2/3程度しか達成できていない。
個人的に外食産業の株を持っておらず、また、これまでの高配当株への投資から成長株投資へとシフトすべく、このような比較的時価総額の少ない株を少しずつ組み入れていきたいと考えておりますので、今回新たにスタメン入りしました。
また、本日は連日の株価下落の影響を受けて保有株の見直しを行っておりました。なぜこの株を保有しているのか、今後どのようなシナリオを考えているのか、どうなるとゴールで、逆に期待外れとなるのか、このあたりの判断材料を上手く説明できないものが多いので個別株の購入は今後もう少し熟考しようと思います。基本的に大企業の高配当株へ投資していたので、安定成長にかけていたものがほとんどとなるため、このような疑問にほぼ答えることができないのですが、真面目に資産を増やして行く投資を行うのであれば、金額の大小に関わらず 全ての保有銘柄に理由があるはずです。
なんとなく安いだろうとか、なんとなく上がるだろうだけで購入することがほとんどであったのですが、外れてもよいので今後は必ず企業業績を自分なりに分析し、株価が上がるシナリオを描けるものを購入したいと思います。そうすることで今回のような暴落時にもルールを決めておくことで狼狽売りをすることがなくなります。(今回はひたすら耐えているのですが、結構きついです。。)
力の源HDでいうと、期待は出店数の増加(特に海外)、逆に出店数が鈍化すると売りサインとなります。個人的にUberEatsとの提携などまだまだできることはあると思いますし、フードコートへの出店もできると考えています。ただやりすぎるといきなりステーキのようになったり、一風堂ブランド価値に影響することになるので難しいところですが。。着実に店舗数を増やし一風堂ブランドを高めることが必須条件でしょうか。一般的な外食企業と違うのは海外展開のできる日本食、そしてあまり嫌いな人のいないラーメンという商品を扱えるのが一番の強みであると感じています。
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